入会のきっかけ

私は、大学の研究室で畜産物や機能性食品の有効利用について研究していました。そのメンバーの一人に、牛肉の美味しさについて理化学的分析を用いて評価する研究をしている人がいました。その研究内容を聞いて、牛肉は「格付制度」によりランク付けされていることを初めて知りました。
その頃から格付という仕事に興味を持ちましたが、就職活動中に求人票を偶然見つけ、公益社団法人であり安定しているところや、日本で唯一格付業務を担っているところがかっこいいなと感じて応募しました。

現在の仕事内容

主に、牛及び豚枝肉の格付業務と、牛肉トレーサビリティ制度に関わるサンプル採取業務です。
私が勤務している事業所では、多くの牛が集まり、黒毛和牛、褐毛和牛、短角和牛、交雑種、和牛間交雑種、ホルスタイン種など様々な品種を格付しています。格付は冷却枝肉の状態で切開し、そのロース芯を観察してA5からC1の15段階にランク付けします。一方、豚は温枝肉の状態で外観肉質を注意深く観察して、極上から等外の5段階にランク付けします。
また、と畜されたすべての牛枝肉からDNA検査用サンプル(肉片)を採取することで、牛肉トレーサビリティ制度をより確実なものとしています。

仕事でのやりがいや達成感

仕事を通じて自分が成長できたと実感できた時に、やりがいや達成感を感じます。例えば、入会当時は自分に自信が無く、枝肉の格付をスムーズに判定できませんでしたが、知識や経験を積んで作業の質やスピードが向上して、先輩や上司と同じ様に判定できるようになってきたことです。また、格付頭数が多く、忙しい時でもミスなくスムーズに仕事が進んだ時には達成感を感じます。
そして、自分の業務が食肉流通や牛肉トレーサビリティ制度の一端を担っていると考えると、やりがいを感じます。

職場環境や職場の雰囲気

職場の雰囲気はとても良いと思います。みんなで昼食を食べたり、休日には一緒にゴルフに行ったりと賑やかに過ごしています。何か些細な出来事やプライベートな悩み事でも、相談できる環境だと思います。

仕事後や休日の過ごし方

仕事後は、必ず妻と一緒に夕飯を食べています。他の仕事と比較して早く帰宅でき、自宅で仕事することは少ないので、好きなことに時間が使えます。
休日は、旅行やイベントに出掛けてみたり、ゴルフなどのスポーツをしたり、趣味を満喫しています。

学生へのアドバイス

就職活動においては、自分がどんな仕事に興味があるのかを知ることが大切だと思います。実際に働いてみないと分からないことも多いですが、少なくとも意欲をもって取り組める仕事を見つけてください。
皆さんが、幼い頃から頑張っていたことへの気持ちを仕事に置き換えれば、どんなことでもやりがいが持てると思います。様々な企業研究をしていると思いますが、自分が納得のいく就職活動を行い、素敵な企業と出会えることを祈っています。

その他

私は、今、北海道で働いています。実は、生まれてから就職するまで北海道は観光でも一度も訪れたことがない場所で、まさか住むことになるとは思ってもいませんでした。格付協会は全国転勤であり、引っ越しなどは大変かもしれませんが、人生でゆかりのなかった土地に移り住むことはとても刺激になり、良い経験になると思います。
皆さんも、もし入会しましたら、その土地の特産物を味わい、名所巡りをするなど、充実した日々を過ごしましょう!