入会のきっかけ

大学で畜産を専攻していたこともあり、畜産に関わる仕事に就きたいと考えていました。大学3年の3月に出場した「全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」がきっかけで格付という仕事があることを知り、興味を持ちました。事業所見学や説明会を受けて「この仕事に就きたい」と強く思い、入会を希望しました。

現在の仕事内容

午前中は現場(冷蔵庫内)で格付内容を専用の機械に入力したり、格付決定後の等級印を枝肉に押したりしています。午後は格付明細書の発行などパソコンを使った事務作業をメインで行っています。この他に牛のトレーサビリティ業務の一環として肉片採取も行っています。日々の業務の中で牛・豚の格付についてトレーニングを重ね、先輩格付員の指導を受けながら勉強しています。

仕事でのやりがいや達成感

日々の業務の中で新しいことを学び、入会当所は分からなかったことやできなかったことができるようになった時はとても嬉しく、やりがいを感じます。格付という仕事は畜産業界の発展において必要不可欠なものです。この仕事に誇りをもって、日々の業務に励んでいます。

職場環境や職場の雰囲気

現在、配置されている事業所では午前中が現場(冷蔵庫内)での格付業務、午後は事務作業を行っています。冷蔵庫内はとても寒いですが、支給された防寒服を着用し、寒さ対策万全の状態で仕事しているのでその点は心配いりません。女性職員も年々増えており、年齢の近い職員も多いので相談などもしやすい環境にあると思います。

仕事後や休日の過ごし方

現在の職場では残業がなく、仕事後に時間があるので夕食作りを楽しんでいます。地元の食材を使ったものや、新しい料理に挑戦したりしています。朝が早く、健康管理が重要な仕事なので、「よく食べ・よく寝る」といった生活を送るよう心掛けています。
休日は、地域の観光地を巡ったり、時間があるときには近隣の都道府県をメインに旅行に行ったりしています。有名な観光名所やご当地グルメを楽しみ、道の駅に行ってその土地の特産品を見て回ります。

学生へのアドバイス

大学の授業や卒論と就職活動の両立は大変だと思いますが、就職活動は自分と向き合い、本当に興味があることや就きたいと思える仕事についてじっくり考えてみる良い機会だと思います。いろんなことに積極的に参加して、自分の将来について悔いのない選択をしてください。

その他

全国転勤があり大変そうなイメージを持たれるかもしれません。しかし、これまで行ったことのなかった土地に住み、旅行だけでは知り得ないその土地の食文化や人とのふれあいが楽しめます。転勤を通じて日本各地の美しい景色やおいしい食べ物を楽しむ一方で、故郷の良さにも改めて気づき、故郷のことをより一層好きになりました。