入会のきっかけ

小さい頃から農業が身近にあり、高校では「農業」大学では「食品」について学んできました。そのことを活かせる「食」に携わる仕事がしたいと思い、食品関係を中心に就職活動をしてきました。その中で、大学に来ていた求人票を見て格付協会に興味を持ち、調べる中で生産者と消費者との間の売買の過程における公平さを担う機関であることを知り、その重責と食肉の奥深さに大きな魅力を感じ入会しました。

現在の仕事内容

格付を行う事業所が全国127か所(平成29年2月1日現在)ある中で、現在、鹿児島事業所に配置され、毎日約60頭の牛と約400頭の豚の格付業務に当たっています。
格付は、枝肉取引規格に基づいて判定します。牛枝肉格付は、歩留等級と肉質等級それぞれの判定をする分離評価方式で、私は、歩留等級を決めるための各部の計測と仮の肉質等級を判定しています。その後、事業所職員全員で最終的な判定を行います。
豚枝肉格付は、重量、背脂肪の厚さ、外観、肉質の各項の条件によって等級を5段階で判定します。豚枝肉は一人で格付を行いますが、事業所内で常に意見交換を行い、職員の誰もが関係者に説明責任を果たせるように努めるのが大事な仕事です。

仕事でのやりがいや達成感

格付業務で大切なことは、枝肉取引規格に基づいて慎重に判定を行うことだと感じています。全国どこで格付を行っても同じ結果になることが基本ですから、1頭1頭に対する緊張感や責任感で、まだ満足感や達成感を感じている余裕がありません。しかし、1つとして同じ枝肉に出会うことがないので、そこにこの仕事の面白さや、やりがいを感じることができます。

職場環境や職場の雰囲気

どこの事業所へ配置されても、仕事内容は基本的に同じです。そのため、協会職員全員が向かう目標・目的は同じなので、集まった時の一体感はすごく感じることができます。気持ちの持ち方次第で、刺激的な出会いがたくさんあると思います。特殊な仕事柄か(笑)、魅力的な職員がたくさんいます。

仕事後や休日の過ごし方

私は、入会2年目で結婚し、現在2児の父親として毎日子育てに奮闘中ですが、仕事後もプライベートな時間が取れるので、子供との時間が多く持てることがありがたいと思っています。また、配置になった土地で温泉に行ったり、観光したり、各地域の名物を味わったりと色々な楽しみ方があると思います。

学生へのアドバイス

私は、1つの事に熱中したらとことんやる性格のため、技術職である格付の仕事に向いていると思っています。どんな仕事でも、苦しいことや困難なことがあるでしょう。でも、どうせやるなら好きなことであることが一番頑張れる要因かなと思います。
就職活動は、自分を見つめ直すいい機会です。皆さんも自分の「好き」を探してみてください。そして、自分の気持ちに迷いが無くなるよう、最後の最後まであきらめないで頑張ってください。
素敵な出会いがあることを祈っています。